上級レベルになりたい！上達のコツ

現状よりも上のレベルを目指したいという場合、出来るだけ少ない時間・手間で上達をしたいと考えることはいけないことではありません。しかし、そればかりに気を取られていると、結果的に回り道になってしまう可能性があります。「急がば回れ」ということわざもあります。上達をするにはいくつかのコツ・ポイントを押さえておく必要があります。

まず、最も大切な上達のコツは、目標・ゴールを決めるということです。一生懸命になるためには、目標が必要です。どのようなことを目指しているのかを最初に決めることにより、それを叶えるためにはどのようなことをするべきであるのかを決めることが出来ます。目標・ゴールを決める時には出来るだけ具体的に決めるようにしましょう。

そして、目標・ゴールが決まったら、それを達成するための行動をとります。この時重要なのことは、実際に目標を達成するための行動をとるということです。1日1時間、30分でも構いませんので、パソコンやスマートフォンから離れ、目標を達成するための行動をとるようにしましょう。複数のことを同時に行ってしまうと、どれも中途半端になってしまいます。特に最初のうちは分からないことや出来ないことも多く、モチベーションを保つということが難しいこともあります。そのような状態であれもこれもと行ってしまうと、身に付くまでに余計な時間がかかってしまいます。最初のうちは一つのことに集中するように心がけましょう。

ある程度の期間、同じように行動をしてみて、効果があったのかを評価することを忘れてはいけません。努力をすることはどのような方法でも素晴らしいことでしょう。しかし、努力をすることと成果が出ることは違います。もし、一定期間、目標を達成するための努力を行っているにも関わらず、全く効果が出ていない、成果を実感することが出来ないという場合には、それは目標を達成するためには無駄な努力となっている可能性があります。無駄な努力は時間の無駄でしかありません。

例えば、基礎が全く出来ていないという人がレベルの高いことをしようとしても、目標にたどり着くことは出来ないでしょう。そのような時には、自分がどのレベルにあるのかをしっかりと認識し、基礎を行うべきであると判断したのであれば、基礎を徹底的に行うべきです。これは、他の人と比較しても仕方のないことです。基礎を曖昧なままにしても、ある程度までは上達することが出来ます。しかし、レベルが高くなればなるほど、基礎がしっかりと出来ているかどうかの差は大きくなります。ある程度のレベルまでいった人が、基礎的なことを行うのは時間の無駄であると感じるかもしれませんが、以前は分からなかった、曖昧にしてしまったということももう一度やり直すことにより、知識として身に付けることが出来るかもしれません。また、基礎を行うことで、これまで分からなかったレベルの高い問題を解決することが出来る場合もあるでしょう。

何をやっても上のレベルまで上達することが出来ない、中途半端に終わってしまうという人の場合、基礎を疎かにしているケースが多いようです。

最終的な目標を達成する時には、その前に達成可能な目標をいくつか立てるようにしましょう。小さな目標を立て、達成することで、成功体験を積み重ねることが出来ますし、その方法が間違っていないということの確認にもつながります。

上達したいという向上心の強い人は、何かと他者と自分を比べてしまう傾向にありますが、それは止めるべきです。他の人をコントロールすることは出来ませんし、その人の成果や結果に気持ちが左右されてしまっては本来の目標からかけ離れてしまいます。自分なりの目標を達成するということだけに集中をしましょう。

正しい方法で努力をしていても、必ず伸び悩んでしまう事はあります。この時に、諦めてしまってはこれまでの努力も無駄になってしまいます。結果が出ない、思ったような成果を上げることが出来ないということが続くと、モチベーションが下がってしまいますが、ここが踏ん張りどころです。今一度、最終的な目標を思い出し、これまでに行ってきたことを見直してみましょう。

もし、それでもモチベーションが上がらないという場合には、一度、休憩をするということも大切です。上達のコツはいかにして継続をするのかということです。モチベーションが下がって諦めてしまうよりも、一度リフレッシュして再度目標に向かったほうが良い場合もあります。