韓国語教室にかかる費用の目安

韓国語教室に利用する場合、ある程度安い値段でレッスンを受けられることがほとんどです。韓国語教室は1回のレッスン代で3000～4000円、多くかかっても5000円程で利用できます。5000円台の値段設定にしているところは大手の語学学校であり、グループレッスンでその値段となっています。一方で個人レッスンのところは3000円台となっており、非常にリーズナブルです。2週間に1度であれば一万円以内で済ませられるのもポイントです。中には１回500円のグループレッスンや、1回3000円の個人レッスンという格安教室もあります。かなり格安の教室は授業料以外に管理料が別途かかることが多いので注意しましょう。また1回のレッスンも40分、50分、60分と教室によってまちまちです。

韓国語教室といっても、実際は教室に通うようなことは大手の語学学校など一部であり、それと同じくらい個人レッスンのところが多いです。個人レッスンとなると、カフェで行うケースや講師の先生の自宅で行うケースなど様々であり、場合によっては生徒の家でレッスンを行うこともあります。レッスン代がリーズナブルなのもそこが大きく関係しています。光熱費や場所代などがかからず、カフェ代やコピー代などに限られます。すると、安い値段設定にしたとしてもいくらかが講師に入る形でも十分にやっていけます。

カフェ代などが発生する際に気になるのは講師の分まで払う必要があるのかということです。この場合はケースによって様々であり、カフェ代や交通費は自身のものだけで大丈夫というところもあれば講師の分まで負担を求められることも考えられます。その際は契約の段階で話がなされるだけでなく、ホームページなどで記載していることがほとんどです。何も書いていないのにさも当たり前のように請求してきたとしたら注意が必要です。コピー代に関しても同じですが、講師によってはこの教材を買ってきてほしいとお願いしてそれで勉強を進めていくケースもあります。

ただカフェなどでレッスンを受ける場合は周囲の目が気になることがあります。誰もいないようなところであればいいですが、東京の都心などでは結構な人が周りにいます。そこでレッスンを受けることに耐えられる人は大丈夫ですが、ちょっと気になってしまって集中できない場合は語学学校でのレッスンがおすすめです。語学学校ではみんなが同じように学んでいるため、周囲が気になるようなことにはなりません。またカフェではなく、自宅でレッスンが受けられるようなところでも同じです。その部分がカフェなどでレッスンする場合に気になる部分ですが、緊張するのは最初だけで後はそこまで気にならなくなります。

費用面で気をつけたいのは契約形態の問題です。大手の語学学校ほどそうしたものはきっちりしており、何十回分のレッスン代を最初に支払ってもらうような契約です。つまり最初に20万円近いお金を支払ってレッスンを受けるようなものです。そこまでではなくても、半年分の費用を払ってもらうケースもありそうなると半年ごとに数万円払っていくような形です。こうなるとこれから韓国語教室に通いたい人にとってはハードルが高くなる恐れがあります。試しにレッスンを受けたいなどまだ長く続けることに不安がある場合は月謝制で毎月のレッスン代だけで十分なところにいけば、毎月支払っていくため辞めたい時に辞められます。

教室によっては誰かを紹介したり複数で通うことで割引してくれるところも存在します。例えば親子で韓国ドラマにハマったという場合は一緒にレッスンを受けることでいくらか割引をしてくれます。また学生などは安くしてくれる場合があるなどそれぞれで割引がなされています。一緒に通う人がいる場合はそうした割引制度のあるところに通うのがおすすめです。大手の語学学校だとこうした恩恵はあまり受けられませんが、個人経営のところはそのあたりがかなり柔軟です。

マンツーマンレッスンで週に1回通う場合はだいたい1万数千円程度を想定しておけば大丈夫です。グループになると1人あたりの値段が若干安くなるため、グループレッスンでも問題ない場合は安くてそれがおすすめです。そしてマンツーマンでやりたい時だけ追加でお金を払ってやってもらった方が効果的です。ただグループレッスンがメインの学校はマンツーマンレッスンが高く、個人レッスンがメインの学校はグループレッスン自体がないことが多いのが特徴です。

この費用は都心部や地方でバラバラであり、全国統一の相場といったものはありません。全国展開しているような大手ではだいたい同じですが、個人経営のところはその地域の物価などもあって値段が多少変化します。目安で言えば都心部では値段が高くなりがちで、地方に行けば若干下がる傾向にあると思って大丈夫です。あとは入会費や月会費が必要なところがあり、タイミング次第で入会費が無料や半額になったりしがちです。

大事なことはレッスン代と学ぶべき内容がマッチしているかどうかです。そのためには最初に体験授業を受けて確かめることがおすすめです。特に個人で行っているところは同じ費用で学ぶ内容がかなり違うため、そこのあたりを比較できるように色々と体験授業を受けてから納得できるところに通うことが求められます。