【目的別韓国語の学び方】韓国のチングをつくりたい

「チング」って？チングの意味をおさらい

まずは、韓国語の「チング」について意味を整理しておきましょう。韓国語でチングは友達を意味し、チングの前に「ナンジャ」や「ヨジャ」を付けることで彼氏や彼女を表わすなど、様々に派生します。ただし、日本では年の差に関係なく仲が良ければ友達と呼びますが、韓国では年齢差があるとチングとは呼ばないのが特徴です。韓国には他に年上の仲の良い人を指す「オッパ」や「オンニ」という言葉があり、チングと呼ぶのは同い年か、もしくは年の差が2つくらいまでとされています。

韓国のチングがいるメリット

「韓国アイドルや韓国料理などの文化が好きで、韓国のチングをつくりたい！」という気持ちがきっかけとなり、韓国語の学習を始めた方も多いのではないでしょうか。もちろん、相手と交流を深めて仲良くなることが大切ですが、そのためには韓国語でコミュニケーションを取れるようになることも重要です。ここでは、韓国語学習の観点からチングをつくるとどのようなメリットがあるのかまとめました。

１，日常会話などのコミュニケーションでより自然な韓国語が分かる

チングとの会話は、日本の友達と話すのと同じようにカジュアルに日常的な話を楽しむことが多いでしょう。参考書やスクールとはまた少し違ったネイティブな韓国語に触れることができるため、会話を楽しみながら自然に知識を得ることができます。

２，韓国語を使う機会が増える

インプットを続けて知識を蓄えるだけでは、なかなか韓国語を話せるようになりません。チングがいれば、会ったりメールで連絡を取ったりといったやり取りを楽しむだけで、自然に韓国語を使う機会を増やすことができます。アウトプットを続けることでしっかり身に付き、また自分の分からない所が明らかになります。仲の良いチングなら、その場で聞いて教えてもらうことも可能で、間違いを指摘してもらうこともできるので安心でしょう。

３，韓国語学習のモチベーションが上がる

韓国語を身に付けるためには、モチベーションを維持して学びを続けることが大切です。韓国のチングがいると仲良くなるにつれてもっと相手のことを知りたい、もっと気持ちを上手く伝えたいという感情が生まれ、学習のモチベーションアップに繋がります。また、韓国のチングがいれば、ただ言葉を勉強するだけでは分からない同世代の韓国人の流行などを知ることができます。よりリアルな文化や自分が興味のあるジャンルについて会話することができるため、さらに韓国について知りたい気持ちが深まるでしょう。このように、韓国語を学ぶべき環境をつくることは上達への近道になります。

韓国のチングをつくるには

では、実際に韓国のチングをつくるにはどうすれば良いのでしょうか。留学やワーキングホリデーに行くのも選択肢の一つですが、韓国語がまだスムーズに話せなくても、日本に居ながら韓国のチングをつくることは可能です。ここでは、その方法を2つご紹介します。

１，SNSやアプリ、コミュニティサイトを活用する

グローバルなオンラインコミュニティを目的とするアプリやSNSを使えば、日本に居ながら気軽に韓国人と交流することができます。無料で使えるものも多いですので、まずは韓国語のアウトプットの場として利用してみるのも良いかもしれません。幅広い年代、地域の相手と交流できる可能性があるのもポイントです。また、趣味によってグループがある場合もありますから、自分の趣味に合った相手と会話を楽しむこともできます。

２，国際交流のイベントに参加する

国際交流や日韓交流のイベントは、日本の全国各地で開催されていて主催者や内容も様々です。一緒に食事やスポーツを楽しむことができるイベントのほか、語学の勉強会として知りたいことを質問できるイベントが開催されている場合もあります。参加する韓国人も日本について知りたい、日本人の友達をつくりたいと思っている場合が多いですので、スムーズに会話できるでしょう。

韓国のチングをつくって韓国語を身に着けよう

韓国のチングがいれば、自然とアウトプットの機会が増えて韓国語の上達に繋がります。相手のことをたくさん知って会話を楽しむことで、さらに韓国の文化に興味が湧き、学習のモチベーションも上がるでしょう。気軽に参加できるイベントやコミュニティサイトなども多数ありますので、自分に合った方法で気の合う韓国のチングを探してみてはいかがでしょうか。