【目的別韓国語の学び方】ファンレターを韓国語で書きたい

韓国語の基礎はハングル

韓国語は比較的日本人が習得しやすい外国語と言われています。特に好きな俳優や女優、歌手へのファンレターを書くために必要な語学力であれば、独学でも習得は可能です。まず、韓国語を勉強する上で外せないのはハングル文字です。ハングルとは日本でいう｢ひらがな｣や｢カタカナ｣に該当するものですが、見た目がまるで記号のようで覚えるのがとてつもなく難しそうに感じるかもしれません。ですが、実はハングルは全部で24文字しかなく、仕組みさえわかればすぐにマスターできる文字です。

単語や文法はハングルと同時進行で勉強する

韓国語を学んでいく手順として、まずハングルを完璧にしてから次に進みたいと考える人もいるかもしれません。ただし、ハングルをひたすら覚えていくのは退屈な作業で、途中で勉強に嫌気が差す可能性もあります。ハングルを覚えるのは大事ですが、ある程度マスターできれば、単語や文法の勉強も開始し、同時進行で学習を進めていった方が効率が良くなります。

単語を覚える方法は、初心者向けの単語帳を購入しておくと便利です。最初からたくさんの言葉を覚えようとせず、まずはよく使われる単語から習得していきます。少しずつ語彙力を増やしていけば、手紙に書く内容の幅も広げられます。また、文章を組み立てていく上では文法の理解も必須です。例文を参考に見よう見まねでファンレターを書くという方法もありますが、同じようなフレーズでしか表現出来ず、もどかしさを感じる可能性もあります。せっかく大好きな相手に思いを伝えるなら、ちょっとした言い回しにもこだわりたいものですので、文法の勉強をしておくと大いに役立ちます。文法は難しいものと毛嫌いしている人も多いですが、韓国語の文法は日本語に似ており、基本構造さえ理解出来ればそれほど難しくはありません。

韓国語に慣れたら実際に文章を書いてみる

ハングル文字を何度も練習し、単語や文法にも慣れたら、実際に自分で文章を作ってファンレターを書く練習をしてみましょう。とりあえずひと通りの文面を自分の力だけで書くことが重要で、全てを書き終えてから例文などでチェックします。ただ間違えたと文章を書き直すだけではなく、なぜ自分はその文章を書いたのか、理解度を確かめながら修正していくのが効率良く韓国語を習得するコツです。文章がまとまれば、いざ本番です。もしハングルの書き方にまだ自信が無いなら、｢韓国語が下手ですが、許してください｣など一言加えておくと、手紙の印象も良くなります。

憧れの相手を想像しながら勉強を続けよう

韓国語を学ぶのは、それほど難しいものではありません。まずは基礎となるハングルからの勉強になりますが、日本語のあいうえおを学んだ時のように、1文字ずつコツコツと勉強の積み重ねが大切です。何となく勉強が進まない時は、憧れている相手を想像してモチベーションを上げるのも一つの方法です。ぎこちなさがあっても丁寧に書かれている手紙は気持ちが伝わりやすいですので、ぜひ頑張って習得しましょう。