韓国語教室・どんなレッスンがある？

若い人を中心にK-POPや韓国ドラマが流行っていますよね、それに伴って韓国語を勉強してみたいという人も増えていると聞きます。私も以前K-POPや韓国ドラマにはまっていた時期があり、その時に韓国語を勉強したいと思って韓国語教室に通っていたことがあります。韓国語ができるようになれば、K-POPの歌詞やドラマのセリフも字幕とかがなくても聞き取れるようになるし、韓国人とも話せるようになるし、韓国好きなら一度は韓国語を勉強しようと思うのではないでしょうか。今回は私自身が教室に通ったときの経験や他の教室に通っていた友人の話をもとに、韓国語教室ではどんなレッスンを行っているのかを紹介します。

一番最初に韓国語の教室で何をやったかというと、ハングルの勉強です。ハングルは韓国語の表音文字で、たくさんある記号のような文字を母音と子音で組み合わせて使用します。韓国語はハングルで表記されますので、まずハングルが読めないと何も始まりません。そのため通い始めて最初のころはひたすらハングルの書き取りと暗記、先生の発音をまねる発音の練習をしました。それと一緒にハングルの成り立ちだったり韓国の歴史なんかも教えてもらいました。韓国の歴史や文化を詳しく教わる機会もなかなかないので面白かったです。日本語だと母音はあ、い、う、え、おの５つだけなのですが、ハングルだと母音字は21字とさらにたくさんあり、日本人にとっては聞きわけるのも発音をし分けるのも難しく、なかなか上達しませんでした。大抵の教室は週1回か2週間に1回のペースで通うと思うのですが、そのペースだとなかなかハングルが定着しないので、教材か何かを1冊くらい買って、家でも少し勉強するのがオススメです。

発音とハングルの書き取りを始めてからしばらくすると、文法と単語の勉強が始まりました。韓国語の文構造は、実は日本語の文構造ととても似ています。主語に述語、助詞や敬語をつける場所もほとんど一緒です。英語のような三人称複数形だったり監視だったり、フランス語のような女性名詞・男性名詞などという難しい文法ルールはありません。そのため名詞・助詞・動詞などの単語を韓国語でなんというのか覚えてしまえば、それを日本語で文を作るように並べていくことで韓国語の文章は簡単に作ることができます。なので文法のレッスンと言ってもほとんど韓国語単語をひたすら覚えるという感じでした。英語の勉強でも英単語の暗記は必須ですよね、それと同じ感じでした。英単語と違ってなかなか聞きなじみのない単語ばかりで覚えにくいのですが、たまに日本語や英語と同じ発音・意味の単語があったりして面白いです。単語を覚えつつ、韓国語で書かれた例文を音読したり暗記したり、日本語の文章を韓国語に直すといったワークをしました。日本語の文章を韓国語に直す課題は宿題にもなることが多く、家に帰ってからも勉強することで少しずつ上達しました。他にも隣に座った生徒同士で韓国語で簡単な自己紹介をし合ったり、一緒に文章を考えるといったワークもありました。韓国語を勉強しにくる人の多くは、韓流ドラマやK-POPが好きな人が多いので生徒同士で話しているうちに仲良くなって友達が増えるのも魅力の一つですね。なので、どうしても早く上達したい人は先生とのマンツーマンで教室に通うのもいいですが、グループレッスンで通うのも、料金もお安く済みますし楽しいですよ。

半年くらい通っているとだいぶ韓国語の構造や単語も分かってくるので、生徒みんなで韓国語のドラマをハングル字幕で見るといったこともしました。英語のリスニングの勉強みたいにK-POPの曲や映画のワンシーンの音声を聞いてハングルで書きとるといったレッスンもありました。韓流好きにとってはかなり楽しい授業だと思います。この後は、生徒同士や先生と、お題に沿って韓国語で会話をしたり、韓国旅行に行く時に使えそうなフレーズを覚えるといったグループワークをしました。

結論としては、韓国語教室ではハングルの勉強、発音と聞き取り練習、韓国語の文章を作る、韓国語で会話をするといったレッスンをしています。ハングルと韓国語単語さえ覚えてしまえば韓国語を読んだりすることはできるようになります。最近の韓流ブームにのって韓国語の教材も充実していますし、独学でも韓国語を読んだり文章を作ったりはできるようになります。ですが韓国語は発音や聞き取りが難しいので、韓流ドラマをたくさん観て聞きこんだり、韓国語教室に通って先生に習った方が韓国語の会話は上手になりますよ。最後に、教室を選ぶときは必ず体験レッスンをして先生との相性が合うかどうかを確かめてから入会することをお勧めします。まわりの話を聞いていると、結構厳しいスパルタな先生やあんまりやる気のない先生もいたりするみたいなので、楽しく教室に通うためにもぜひお勧めします。